SCARLET NEXUS (ユイト編)をクリアした
表題そのまんま。久々にゲーム全クリした。
モンハンRIZEはナルハタタヒメまでは攻略したけど、その後のアップデートをほとんど追えてないので、全クリにはカウントしてない。
ざっくり感想を書いていく
SCARLET NEXUSって何よ?
発売機種はPS、Xboxで両方とも旧ハードとの縦マルチ、あとPC(Steam)
自分は安かったのでPC版買った。(ほんとはいわゆる「おま値」のはずなんだけど、海外の公式のキーストアで安く買ったやつがアクティベーション通った。50ドルくらい。)
開発はトーセがやってるみたい。オープニング画面でトーセのロゴがバーン!と出てくる。
トーセの名前が明示されてるのって珍しくない?関わってても、スタッフロールとかに社名を出さない会社ってイメージがあった。
最近はそうでもないんですかね?
あらすじは公式サイトを見てほしいんですが、ざっくりいうと、ある日空から化け物が降ってくるようになった世界で、超脳力(超能力)者たちで組織される軍隊で化け物退治していく話です。
世界観としてはサイバーパンク風で、攻殻機動隊みたいに電脳化されてるわけでもないのに、生身の脳で通信したりできるっていうなんかとんでもない世界。上述の軍隊に所属しているのは、脳力が特別高い人たち。
男女のダブル主人公制になっていて、話の大筋は共通なんだけど、選択した主人公の視点から物語が展開されるという感じになってる。
現在アニメも放送中。
アニメは男主人公(ユイト)の視点から展開されてる。
ざっくり感想 (ネタバレなし)
一言でいうと、
ポジティブ
なかなかおもしろかったです。
良かった点
- ストーリー、世界観
- キャラクター
- 音楽
- 戦闘システム
悪かった点
- カメラワーク
- イベントシーンが紙芝居
- 一部モンスターがウザい
グラフィックに関しては新旧ハードの縦マルチだし、まあこんなもんやろ感。(次世代機にターゲットを絞ったとしても、FF以外のJRPGはあまりグラフィックを大幅に向上させてくるイメージないけどね)
ちなみに難易度はノーマルで、クリアタイムは25時間くらい。
サブクエとかガン無視で初見でこれなので、ボリューム的にはあっさり目かな?
片方の主人公で1度クリアすると、いわゆる「つよくてニューゲーム」が選択できるようになるので、もう一方の主人公でプレイするときは時間短縮できる。
ストーリー、世界観
サイバーパンクとか好きなので、発表時から世界設定については好意的に捉えてた。
ただまあ、脳に介入(作用?)して町中に3Dホログラムを表示させてるような世界なのに、自動車が普通に地面を走ってるのはちょっと違和感あるかなw
脳に関する技術だけ異様に発展してる感。
ストーリーはネタバレになるから詳しくは書けないけど、近年話題になったアニメ作品とかから良いとこ取りをしてる印象を受けた。
少なくとも、続きが気になってついつい進めてしまうクオリティはある。
キャラクター
キョウカ・エデン、100点!!!
音楽
ダンジョン内のBGMがハウス、テクノ風のやつが多くて、サントラ欲しくなってる。
あとテーマ曲にTHE ORAL CIGARETTESが起用されてるもの個人的には加点ポイント
戦闘システム
ざっくり言うと、テイルズ系の戦闘システムに必殺技の代わりに超能力をつけたような感じですかね。
パーティーメンバーは主人公含めて3人なんだけど、操作できるのは主人公のみ。
他のメンバーは操作できない代わりにメンバーの超脳力を借りて主人公の武器を炎でエンチャントしたり、高速移動できたりする。(パーティーから外れてるメンバーの超脳力も発動できる)
まあ普通におもしろい。
ひとつだけ難点があって、敵をロックオンした状態で通常攻撃を出してもちゃんとホーミングされなくて空振りするケースが多々ある。これはやっててかなりウザいので気になった。
カメラワーク
これは微妙でした。
フィールドを移動してるときは大丈夫だけど、戦闘時のカメラワークはあまり良くない。
狭い場所で戦闘になったときに、主人公の手前にモンスターが写り込んで何が起こってるのか把握できなかったり、技キメたときのカメラの移動速度が速すぎてキャラクターの動きが捉えられなかったりとか
イベントシーンが紙芝居
そのまんまなんだけど、キャラクターは3Dモデルなんだけど、イベントシーンはその3Dモデルを動かさずに止め絵の紙芝居になってるのがほとんど。
スパロボのブリーフィングシーンで紙芝居はなれてるけど、3Dモデルの止め絵で紙芝居ってのはなかなか無いと思うw
工数削減のためなんですかね?
なかなか違和感はあります。
一部モンスターがうざい
モンスターっていうか、戦闘システムに関わる部分なんですけど、特定の仲間の超脳力を使わないと苦戦する(というか倒せない)ザコモンスターというのが3, 4体います。
自分はゲームするとき割と脳筋ですんでね、難易度ノーマルなら物理でゴリ押し可能なバランスのほうが良かったかな。
あくまで「超脳力を使いこなすと有利に進める」ぐらいのバランスのほうがいいかなという感じ。
というか戦闘が意外とシビアな気がする。ラストダンジョンの中ボスにラスボスより苦労したし。
ここからネタバレありの感想
はい。ここからはネタバレありの感想ですので注意してください。
トゲツのベイブ脱出シーンのしょうもないミニゲーム、あれなんやねんwwwww
なぜシリアスなシーンで全然おもんないミニゲームやらせるの?wwwwww
展開で大きく不満なのはこれぐらいかな。
あと、カレンがセト隊長を襲わせた理由がはっきりとしなかった気がするんだけど、カサネ編をプレイしたら分かるのかな?
ラスボスがカレンなのは驚きがなかったね。ベイブ攻略がラストじゃなかったら、もう消去法でカレンしかおらんがなって感じだったし、なんなら中盤で気づくよね。大穴でユイトの兄貴ぐらい。
超特級大型怪異みたいな存在もなかったし。
ていうか唐突にでてきたクソデカ怪異がラスボスだったらそっちのほうが萎えるわ。
あと、敵として戦うときのカサネとナギ強くね?
向こうは喰らいモーションとかないから、こっちのコンボ安全に叩き込めないのに、主人公は喰らいモーションがあるために多段ヒットの攻撃の初段を喰らうとそのまま連続ヒットして瀕死になるっていう。
ラスボスは初見でいけたけど、ナギには5回くらいリトライしたで
それから、7人いるセプテントリオンのうち4人しか出てないのはなんなん?残りはユイトたちへの追ってとして出そうとしたけど、工数削減でボツになったとかなの?非常事態になってるのに名前すら出てこないのはなかなか違和感ありますよ。
続編が出せそうもないくらい、怪異にまつわる問題が綺麗に解決されてしまったのはちょっと残念かな。前日譚か「カサネの月面冒険記」ぐらいしか展開できないよね。