Macbook ProをSierraからBig Surに上げようとして失敗した話
私物のMacbook Pro(2016年モデル)をSierraからBig Surにアップデートしようとしたら失敗したので、メモ代わりに記しておく
最終的にはリカバリ完了してBig Surにアップデート成功してます
大体以下の手順。
- BigSurにアップデート実行
- 起動しない(MacOS復旧が立ち上がる)
- セーフモードで起動して、Time Machineバックアップを取得
- MacOS復旧からストレージを消去して、BigSurをクリーンインストール
- 普通に起動できたので、移行アシスタントを使ってTime Machineバックアップからデータ移行
なぜアップデートしようとしたのか
Xcodeの最新版を入れたかったから。
直近仕事でiOS向けの開発をする可能性があったので、それ用の開発環境を作っておきたかった。
本当はM1XのMacが出てからでいいかなと思ってたんだけど、いつになるのか分からなかったので。
逆になぜSierraでねばっていたのか
Catalinaの評判が悪かったからとか、色々ある。
iTunesがMusicに変わったあたりで、音楽系のソフトが動かなかったりとか。
ていうか、Xcode使わないならそんなに積極的に上げるメリットなくね?ぐらいに思ってる。(OSの最新機能使わないしな。。。。
アップデート手順
普通にインストーラから実行です。
何故かソフトウェア・アップデートのところに出てこなかったので、App Storeから探した。
あとはストレージの空き容量が30GBとか必要と言われて慌てて掃除したくらいっすね。
立ち上がってきません
インストールが完了して再起動が走ったあと、リンゴマークとローディングバーは出てくるんだけど、ローディングバーの進捗が途中で止まり、MacOS復旧の画面が出てきました。
BigSurを通常起動しようとすると、MacOS復旧が立ち上がってこれが出るんだけど、ググっても同じ事象をくらったひとがいなくて原因がわからん。最初は常駐ソフトあたりが原因かと思ったけど、この文言の通りなら違うしな pic.twitter.com/UKK4UnuIBA
— ストレイトアウタエビス (@stk0724) 2021年8月21日
ユーザーデータの移行中にエラーってどういうことなのよ!!!
ツイートにもあるとおり、エラーメッセージでググってもなんもヒットしないので、途方にくれてた。
セーフモードでtime machineバックアップを取得
幸いにもセーフモードでは起動できた(Shiftキー押しっぱで起動)ので、ドライバーとか常駐ソフトをアンインストールして再度試してみるも、やはりダメ。。。。
time machineバックアップは1年前のやつだったので、そっちをリストアするのはちょっとイヤ(だいぶイヤw)なので、セーフモードの状態でバックアップを取得して、BigSurをクリーンインストールし直してからのデータ移行でワンチャン狙うことにした。
まあ、普通にOSアップデートかける前にバックアップとっとけば良かった話なんですけどね。。。
ストレージを消去し、Big Surをクリーンインストール
Command + Rを押しっぱで起動して、MacOS復旧を立ち上げる。
メニューにディスクユーティリティがあるので、それを起動して、ストレージの消去を選択して実行。
そして、MacOS復旧のトップメニューに戻り、Big Surを再インストールを選択して実行。
移行アシスタントを使ってデータ移行
クリーンインストール完了後、起動したら初期設定画面が立ち上がり、その中で移行アシスタントを使ってデータ移行するか尋ねられるので、データ移行を実行する。
初期設定完了後、iTunesのライブラリとかちゃんとあるか確認し、再起動してもちゃんと立ち上がってくることを確認できたので、完了。
感想
OSのバージョンアップ前にバックアップはちゃんととりましょう!!
でもまあ、Big Sur出てからだいぶ経つし、こんなエラーが出るとか全然想定してなかったからね。
そもそも移行アシスタントでデータ移行できるんなら、最初のエラーメッセージの意味が分からんですよね。移行できとるやんけっていう。